めんどくさいからなんもしない

何もしないだけをする

2019.6.1 LUNA SEA 30th Anniversary 武道館2日目

3日もあってなんかもういいやってならないだろうかと思っていた自分を殴りたい。

あと1日しかない。

 

武道館2日目。

早く行く必要は特になく家でやるべきことを済ませて準備してと思っていたのだけど、どうにもそわそわして落ち着かず、何も手につかないので早めに準備して出発した。

 

SLAVEシート課金したので返礼品を頂戴する。

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これからLIVE見るのにグラス!

めちゃくちゃこわいやんけ…

もっと早く来て一旦家に帰るコースにしておけばよかった。

 

物販はもう行く気なかったし、ガチャでも並ぶかと思ったら、セレブだけでなく奴隷席でもファストパス仕様!課金の力やばい。

 

 

適当に時間を潰して、30分ほど前に座席に着く。

また上手寄りでSLAVEシートの中では後ろの方ではあるけれど、全体が良く見えるセンター寄りのアリーナ。

きのうの鬱憤はじゅうぶんに晴らせそう。

 

開演を待ちながら、早く始まってほしいという思いと、終わってほしくないという思いが交錯する。

 

スレ限、初日と見てきたので、ベストアルバム的なライブであることは理解している。

それはそれでいいよね

お祭りだもの

どんなセットリストでも今のLUNA SEAは最高にかっこいい

私たちはそれを受け入れ、最後の日に臨んだはずだった。

完全に裏切られた。

 

 

全然セトリが違うーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

LOVELESSはSEに使ってるし今回はもうやらないのかと思ったらやるし、そうは言ってもTRUE BLUEとかEND OF SORROWとか、まあそこのシングル曲がそう差し替わるんだよね、分かる分かるみたいな感じだったのが打ち破られたのは

INORANが何故かギターを置いて両手に太鼓のバチみたいなものを持ったときである。

ドンドンと力強く叩かれるそのリズムはまさか

 

FACE TO FACEである

 

FACE TO FACEやるの!?っていうかなんでいのらんちゃん太鼓叩いてるの!?なんなのこれ!?

ってわちゃわちゃしてるうちに曲が終わった気がする。

 

そのあともBLUE TRANSPARENCYだIN MY DREAMだTIME IS DEADだ

そのたびに悲鳴を上げる奴隷たち。

武道館はとても暑かったのだけど、水を飲むのも忘れるくらいの怒濤の展開だった…

 

なるほど、初日はベストアルバム

2日目はベストライブ定番曲だったのだ…

2日で1つなんて聞いてないよー!言ってよー!

見積もりが甘かった。

前日と同じようなセットリストであったとしても満足して帰るだろうなんて思っていたら、骨抜きになるまでいたぶられた。そんな感じ。

ただただ興奮、熱狂の連続という感じで、あまり記憶がない。

 

そんなわけで終演後は終わってしまったことのさみしさよりも、充実感が勝った。

もちろんルナロス感はあるし、それは翌日からの方が日増しに強くはなっていくのだけど、終わった後のなんともいえない満足感。これを最幸というのだと思ったよ。

 

 

最後に届けられたのはFOREVER&EVER

 

真冬の野外

終幕

REBOOT

大事な場面で演奏されてきた曲だ。

そのどれにも参加していない私は、武道館のSLAVEたちの中でも思い入れは薄い方だったと思う。

それでもあの長編のバラードはこの3日を締めくくるにも、さらなる高みを目指していくことを表明するにもとても相応しく、胸に響いた。

 

LUNA SEAって、今思うとやることなすこと全て過剰に演出がかってるんだけど、だからこそ音楽だけじゃなくて、そういうドラマを含めてLUNA SEAだし、それが魅力でもある。 

XというかYOSHIKIという、目的がどこにあるのかさっぱり分からない、過程しかない、過程が目的になってしまっているようなドラマティックな人が近くにいるから霞むかもしれないけど、LUNA SEAもじゅうぶん演出がかってる。

LUNA SEAはきちんと過程と結果のどちらもちゃんと見せて、過去の明るくない出来事も今となっては全て意味のある物語として成立してるのが完成度高い。

私自身、あまりメンバー個人のことを深く知ろうとか特に思わずに届けられる音楽やLIVEだけを楽しむタイプなので、こんな見方するのはLUNA SEAだけなんだよな。

 

もちろん2期から見てもじゅうぶん楽しめるようになってるけど、やっぱり語るなら1期も見るべきだし、好きならOVAや劇場版、コミカライズも見た方が楽しめるよっていうのがLUNA SEAだなーと思う。

初期の頃にプロデューサーを入れてなかったことを後悔していたSUGIZOが、30周年にして初めてプロデューサーを迎えて、しかもそれがスティーブ・リリーホワイトで、あの時の後悔がやっと報われるって美しくないですか。物語だよ。

未だにSUGIZOとJが並んだだけで沸くのも面白いし。

そういう意味では終幕なんて最高の展開なんだよなって言ったらいろんなところから怒られるかもしれないけど。

 

そういったいろんなストーリーを把握した上で聴くFOREVER&EVERはきっとまた違ったのだろうから、またLUNA SEAという物語や設定をもっと知っていかないとなーと思う夜でした。

 

 

次々と投じられた想定外の曲による息つく間もない熱狂と、最後に贈られたFOREVER&EVERにより、終演後は胸がいっぱいでとにかく一度呼吸を整えようという感じだったのだけど、課金してると退場もはやーい!!!

前日は規制退場も最後の方だったので、課金のストレスフリーっぷりを最後の最後まで感じさせられた。すごい。

 

余韻が強すぎて明日から現実を受け入れられるだろうかと、3日間を反芻しながら人ごみを歩いていたら、ちょうど田安門をくぐったところでSLAVEメールマガジンが届き

ルナクリの先行が6/3からはじまるよー!

とめちゃくちゃ現実を見せてきた。

 

 

20年近いブランクを取り戻すほどの濃密な3daysでした。

Jスレだと言いながらJの話を全然してないのは、Jに対する感情が中学生で止まっていて、

かっこいい

かわいい

しぬ

抱いてくれ

みたいな言葉しか浮かんでこないからです。

 

早くルナクリ行きたいね!