めんどくさいからなんもしない

何もしないだけをする

2019.5.29 SLAVE限定 Zepp Tokyo

結成日当日である5・29

Zepp TokyoでのSLAVE限定フリーライブ

見事当選を果たしましたので行ってきました。

初舞台を踏んだ日を結成日に設定するM-1グランプリと同ルールなのがLUNA SEAである。

 

まさか当たると思ってなかったし、しかもなかなかに番号も良く(300番台)、ここまでの人生で一番近くでLUNA SEAを見られる日である。

オールスタンディングだから、自分で位置も選べる。

 

1年半ほど前からLUNA SEAのライブに積極的に行くようになったのだけど、一般で買った席も、SLAVEで取った席も、今のところ全てが上手側。

30th武道館2daysも両日上手(初日に至っては見切れ席で下手の二人は見えない)

なんならその昔に行った東京ドームの黒服限定も上手だったし、今思えば20年前に行ったCAPACITY∞に遡っても上手ブロックだった!

ここ最近だけでなくLUNA SEA指定人生の全てが上手側だった…

唯一オールスタンディングだったルナフェスだけだ、下手側で見たのは。

 

何故か周囲に杉スレかと思われている節があるのだけど、私がLUNA SEAを聴くようになったのはLUNA SEA活動休止中(ソロ活動中)だった13歳のときにJに出会ったからだし、今こうしてLUNA SEAを見ているのも約2年前にイベントでJを見てその幼き恋心をほじくりだされたからである。

そんなJを間近で目の前にしたら泣いてしまうかもしれない。

そんな風に思いながら当日を迎えた。

 

 

初めての至近距離下手側J正面位置LUNA SEAを体験した結果

 

INOスレになって帰ってきた。

 

もともと下手推しではあるのだけど、INORANの記憶が9割なんだが…

 

 

今のLUNA SEAにおいて、一番いのらんが動くじゃないですか

跳ねるし移動するし歌うしメンバー全員に絡みに行くし客煽るし

ごきげんだしよく笑うしよく喋るし

なんか誰よりもLUNA SEAが好き!ってかんじがするし(だってメンバーのインタビューを読むんだよ…)

ROSIERのサビでRYUのとなりにいることでニュースでも映りまくるし

見てて楽しいから追ってしまう。

昨年末のルナクリ後の自分のツイートでも

INORANは罪深い生き物

と言っている。

 

その罪深さがいかんなく発揮されたのがSHINEである。

SHINEでJがPVさながらのコーラスをしないことはいくら私でも知っています。

だから1番のときは

まあしないよねー

て思ったくらいだったんですけど

なんかJがコーラス中のINORANをチラチラ見ている…

 

そしてギターソロのあと、2回目のフーフーコーナーで

なんとJがINORANのマイクにすーっと寄っていくではありませんか!

あのチラチラ見てたの伏線だったのか!!!

当然会場は悲鳴にも近い声で沸き上がる

それに応えるようにINORANが客席に向かってウィンクを決めてきた

 

落ちました。

 

繰り返しのフーフーのあともJの方を指さしながら客席にドヤ顔のINORAN

Jは終始涼しい顔

 

スレ限だし30周年だしサービスしとくかっていう感じでJがやったのか、INORANが仕組んだのか分かりませんが、とりあえずINORANありがとうという気持ちでいっぱい。

しかもフーフーした事実よりもあのドヤ顔の方が記憶に強く、SLAVEの気持ち分かってるINORAN神みたいな気持ちに。

WOWOWでINOのリアクション映ってなかったときいているんですけど何やってんすかWOWOWさんよぉ…じゃあその間なに映してたんです?それより大事なものありました???

 

そしてMCでの「心からI for you」が2019年新語流行語大賞にノミネートされんばかりの勢いで一部地域で大流行。

 

そんなわけで下手側に陣取った結果、INORANの記憶で埋め尽くされたスレ限でした。

 

 

LIVEの内容としては1曲目にSLAVEやった以外はシングル祭りみたいな感じだったので不満の声もあるとかないとかだったけど、武道館のリハーサルも兼ねたLIVEだろうとは思っていたのでこんなかんじかなと。

無料だし。

 

新曲の「宇宙の詩」がかなり好きなのでこれを楽しみに来たみたいなところもあった。

1回目聴いたときはわりと「ふーん」て感じだった。

それが聴けば聴くほど好きになる曲で、最初聴いた時よりはるかに今の方が好きだし、さっき聴いたのより今の方が好きだし、きっと明日の方がもっと好きというスルメ曲を超えた、一晩寝かせたカレーか、はたまた何年継ぎ足しの秘伝のタレみたいな曲だったので、初めて聴けて嬉しいと同時に、武道館で聴くのが非常に楽しみになった。

 

そしてRYUはガンから復帰した人とは到底思えないパワーがあった。

なんならパワー増してるのではとおもうほどに。

バンドを続けていくことは難しい、奇跡だという言葉はほかのバンドからもよく聞くし、メンバーからも聞いたことがあるけれど、RYUの病気を経てさらにそういう言葉が力強くなっていた。

メンバーも50代に突入していく。

永遠ではないということを否応なしに考えさせられる。

今のLUNA SEAは終幕前のような刹那的な輝きではなく、未来へ、まだ見ぬ先へと光を照らしていこうとしているような印象があるからこそ、胸がぎゅっとなるし、その光を見届けようという気持ちになる。

 

 

LUNA SEAに関しては20年以上前からファンだったという事実に反して追っている時間がとても短いし、半年に1回くらい見ればいいっていうようなペースだったのがいきなり4日で3公演見ることになったので、3日目には「なんかもういいかな」って思ってしまっていないかと自分を心配していたのだけどとんでもない話だった。

Zeppを見たことにより武道館がめちゃくちゃ楽しみになった。

いい序章だった。

 

そして武道館へ。